
お腹がゴロゴロなりにくいやさしい牛乳? A2ミルクとは?
「牛乳を飲むとお腹がゴロゴロする」
そんな体質の方は少なくありません。
実はこの原因のひとつとして、
牛乳に含まれるβ-カゼインというタンパク質が関係していると言われています。
このβ-カゼインは、お腹がゴロゴロなりやすいA1と、なりにくいA2の二つのタイプに分けられます。
A2ミルクとは、このA2タイプのβ-カゼインを含む牛乳なのです。
お腹がゴロゴロなりにくい
夢のような牛乳。
しかし、それは工場で作れる物ではありません。
乳牛は、その個体が持つ遺伝子によって、A1ミルクを出すかA2ミルクを出すかが決まっているのです。
そして、日本の乳牛のほとんどを占めるホルスタインは、その遺伝子の特性上、A1ミルクを出す個体が圧倒的に多いのです。

蒜山酪農はA2ミルクの取り組みを行っています
蒜山酪農の主役でもあるジャージー牛は、
ホルスタインに比べA2タイプのミルクを出す個体が多いという素晴らしい特徴があります。
この特徴を活かすべく、蒜山酪農は全国に先駆けて取り組みを始めています。
組合に所属する酪農家さんが飼育するジャージー牛の遺伝子検査を実施し、実に7割以上の比率でA2ミルクを出す個体がいる事がわかっています。
近い将来「蒜山ジャージー牛乳」は全てA2タイプのミルクになるよう、蒜山酪農は取り組んでいきます。